レボリューショナリー・ロード

レボリューショナリー・ロードという映画を観てきた。
鬱映画だけど、俳優と監督がいいので、嫌なのに夢中になって見てしまうという映画だ。
ちょっとした心理の葛藤みたいなのを丹念に描いていた。
日本の純文学を映画化したような作品だった。
川崎麻世とカイヤ川崎がずっと口げんかしているような映画だった。
ちなみに主演はタイタニックの二人だ。
この映画は奥さんが段々精神を病んでいって、旦那を追い詰めるという映画にみえるけれど、旦那のほうも無神経なことを言ったりしてしまって、結構旦那のほうにも非があると思う。耳が遠くなったおじいさんが自分の奥さんの話がつまらなくなったら補聴器のボリュームを下げてしまう場面がこの映画のラストにあった。
そんな風に、レオナルド・ディカプリオも激高せずに奥さんの話は聞き流せばいいのにと思った。
最後にケイト・ウィンスレットが××してしまう場面とか怖かったな。
宣伝と違って、全然、感動の恋愛映画じゃない。
ホラーに近い映画だと思う。
どうなんだろう。こういう心理を巧みに描く映画というのは私は個人的に好きではないのかも
しれない。ドラマでいいのではないかと思うからだ。
日本の観客もスイーツ(笑)が多いので、観に行った人は後悔しているのでは。
それとも意外と女の人はドロドロしたのが好きなのでそれなりに楽しんでいるのだろうか。