吉田類の酒場放浪記

スーパー銭湯でBSを観ていた。
なんだか地上派は予算のなさが露骨に分かるし、SMAPの番組も草なぎ君の不在ばかりが
目立つ結果になってなんだか寂しくなって観る気になれなかった。
BSのTBSの吉田類の酒場放浪記という番組を観てしまった。
15分で1軒居酒屋を紹介して吉田類という人が酒を飲みつまみを食らうというだけの番組。
なぜか面白い。15分×4軒で1時間丸々観てしまった。
この人イケメンでもない単なるオヤジであるのに、何で面白いのだろう。
ボキャブラリーも多くないし、話が面白いわけでもない。
ただ美味しそうに飲んでいるだけだ。
つまみと酒が妙に美味しそうに見える。
なんでなんだろうと思ったら、普通のグルメ番組というのは他の客を排除しているか、排除しなかったとしてもあまり写らないようにしている。
この番組は排除せずに他の客の声とかも丸聞こえでまるで本当に酒場で飲んでいるかのような臨場感を与える。
そこがこの番組の人気の秘密ではないかと思った。
さっき検索してみたところ、youtubeに動画があったので観てみたらそれほど美味しそうに感じない。
やはり、テレビの画面で観たほうが面白いと思った。
youtubeでは細かい音や料理の質感が伝わらないからだなと思った。