クイズヘキサゴン

テレビが壊れたのに新しいのを買っていません。
なので、動画サイトでアップされたテレビ番組を観ています。
この前、ヘキサゴンというクイズ番組を観たのですが、
腹筋が痛くなるほど笑いました。
今までのクイズ番組は頭のいい回答者がいて、珍回答をする
ボケがいるという形式です。
ボケはあくまでもおつまみのような役割です。
しかし、この番組は珍回答というか珍回答と自分でも思わないで
自然にボケをかますアホをメインに持ってくることに成功しました。
最初にペーパーテストで成績のいい順に名前を呼ばれます。
回答席の後ろの方にアホがすわり成績のいい人からアホへと
リレー形式で答えていきます。
必然的にアホは答えられず、いつまでもその場に残ることになります。珍回答をたくさん聞けて満足満足です。
それからアホが出題して他の回答者が答えるという形式のクイズがあります。
アホは漢字を読めないのに無理やり読もうとして
他の回答者はそれをなんだろうかと推理して当てます。
これもアホをメインディッシュにするための素晴らしい構成案だと思います。
http://allnetri.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_f978.html
ここでその番組の一部が観られます。
つるの剛士上地雄輔というハケンの品格でできる社員を演じた俳優と野球でドラフトにかかったという野久保直樹
のイケメンおバカがクイズ対決をしました。
普通にテレビを観ていたら分かるというかこれまでどういう風に生きてきたのか生きてこれたことが奇跡と思えるほどの
回答をしてきます。
視聴者はなんとなく最初はイケメンだなと思い、イケメンでもアホはかっこ悪いな思い、最後には逆にアホすぎてすがすがしい、むしろかっこいいのではないかと倒錯した心情に陥ります。
私は作りこんだ笑いが好きだと思っていましたが、
むしろ単純に笑った量ではこっちのほうが多いかもしれない。
もしかしたら、お笑い史に「ヘキサゴン」は燦然と輝く番組になるのではないかと思えてきました。
DVD化を切に望みます。