勝間和代さんに抱かれたい

これはいい本。
読み終わった後に、モチベーションまでアップする。
巻末のブックガイドも素晴らしい。
誰もが知っているだろうネット知識から高等技術まで駆使してあますことなく書いてある。
小飼弾が薦めているが、本当は効率は今までの10倍アップするだろう。
この本のとおりやればだが。
移動には自転車を使う。
スポーツ自転車で後ろ向きにペダルを漕いでも進むものを使っている。
移動中はもちろんCDブックを聴く。
そして、パソコンは親指シフト
という風に効率性を重視する。
効率性のための効率にはならずに徹底しているが目的と手段が逆転はしない。
酒やタバコは時間と脳細胞のロスなのでやらない。
砂糖やパンなどの白いものは食べない。
代わりに黒砂糖、玄米パンなどを食べるのだ。
テレビは時間の無駄なので、見ない。
何が面白くて生きているのかとも思うが、ここまでの実績を挙げればそれはそれで楽しい人生であるように思える。
人生の空き時間、すべてを勉強に向けて知識をインプットしてアウトプットする。
あっぱれである。
give and take ではなくて人生はgive give give give give giveしてはじめて
帰ってくるという考え方も面白い。
ところで、酒タバコ友達の余計な誘いなどをカットし勉強することはそれほど難しく
ないように私は感じる。
しかし、著者は女性である。しかも家庭を持っているので全く異性に対して時間を割く必要性がない。
そこに私との違いがある。
私はモテたいのである。
酒もタバコも旨いものもいらない。
だが、モテたいのだ。
モテに費やす時間だけはカットできず、そこに一番時間を掛けてしまうのだ。
出来れば男性にその部分の時間の使い方を書いてほしい。
あとはこの本に出てくる方法は金持ちしかできない方法もあることを付け加えねばなるまい。
寝るときに布団に敷く快眠プログラムマットやマインドマップマネージャーなどは高すぎて買えない。
この著者のように15万も月に本代に費やすことはできない。
だが、この人はそれほどまでに勉強に投資し試行錯誤して知的生活の方法を磨いてきた。
その方法が余すことなく書かれている本が1500円というのはお安いであろう。
知的生産の技術以来の勉強本の傑作と断言していいと思う。