2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『めがね』

『めがね』という映画を観た。 この映画は『かもめ食堂』の監督の新作である。 まあ、同じような映画ですな。 沖縄かどっかの南国の島のペンションに都会から小林聡が旅行に来て…という話。 『かもめ食堂』と同じく疲れた人々が集まる一種のユートピアでの出…

天然コケッコー

「天然コケッコー」評 『リンダリンダリンダ』の監督と『ジョゼと虎と魚たち』の脚本家が組んだ作品なので良作に違いない。 これは素晴らしい。 中学生の女の子を主人公にした話なのだが、そういう作品は えてして女の子をよく描きすぎて実際にいないものに…

放送作家ネット講座4

放送作家ネット養成講座 告知メール・第4回(07.4.27) ○4月26日作家セミナーの授業内容 講師・比留間晃則さん(「エンタの神様」スタッフ) すぐに、企画書の批評に入った比留間さん。課題である「若手お笑いタレントを使った企画」のみんなの企…

最近読んだマンガ、本

最近読んだマンガ、本 矢沢あい『NANA』 全く共感できない人物たちであったが、この最新刊では 人間らしさを取り戻す。 ナナもくだらないことで悩むのをやめた。 それにしてもそれぞれの人物を掘り下げる短編が付いていて 毎回こんなの描いているくらいなら…

放送作家ネット講座3

放送作家ネット養成講座3 告知メール・第3回(07.4.20) ○4月19日作家セミナーの授業内容 講師・清水淳司さん(フジテレビ・プロデューサー) 清水さんは、現在、フジテレビの美術センターにおり、アニメの企画を局に提出して、実現に向けて動い…

放送作家セミナー2

まず、課題について話した中での、重要ポイント ●テレビを見ている「一般人」の視点で企画を作っていこう。パチンコ番組をパチプロの視点で作っても意味がない。 ●テレビの企画を作る限りは「画」を頭に浮かべつつ考えよう。たとえば「ワンセグ携帯」を取り…

ネット放送作家セミナー1

ネットで放送作家セミナーを受講していました。 これは現役の放送作家とメールを通してやりとりするというものです。 3ヶ月で3万という受講料でした。 そのやりとりをここに記したいと思います。 結局コネもできずセミナーを通じて作家になることができま…

声の網

声の網 (角川文庫)作者: 星新一出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/01/25メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 70回この商品を含むブログ (84件) を見るネット時代のぼんやりとした不安を予見した作品。 ネットではなくて電話によってコンピューターに支配…

サバデレ

美容室に行った。 前にも書いたけれど自動髪洗い機は撲滅したほうがいい。 今日はアシスタントのおばさんが洗ってくれた。 最近はいつも同じ人に切ってもらっていて、その20歳そこそこだろう若い女の人である。 髪を前よりも短めにするという方針だけ決め…

クワイエットルームにようこそ

クワイエットルームにようこそ (文春文庫) [ 松尾スズキ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 483円テレビについてのコラムニストの主人公の女が 精神科の閉鎖病棟に入院しさまざまな人間に出会うとい…

デス・プルーフ in グラインドハウス

土曜日昼に2割くらいの入りか? 前半は『ハロウィン』や『13日の金曜日』のような雰囲気。 わざとフィルムも汚してあり、テレ東の2時のロードショーを 映画館で観ているような気持ちになってきた。 『13日の金曜日』と同じく、性に無軌道な女子大生が…

ワルボロ

ワルボロ (幻冬舎文庫)作者: ゲッツ板谷出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/07メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (14件) を見るヤンキーの笑いと涙の青春小説。 というとなんだかありふれたもののようだ。 さにあらず、非常に多層的な構造…