宇多田ヒカルのCD

宇多田ヒカルのCD買った。ULTRA BLUE
聞く前から傑作だと分かります。
あえて聞くまでもないという。
シングル買わずにアルバムまで待っていた人は大勢いるでしょうね。
まだ二曲目までしか聞いてませんが、ヘビーローテーション
決定です。
楽しい気持ちになってきました。
宇多田ヒカルという人は頭が良すぎてこういうのをやればみんな喜ぶのだろうなと先回りして考えてしまうことがあると思います。
それがアメリカ進出の失敗にもつながったことだと思います。
エロ路線を望まれていると思って失敗しちゃったという。
この人がこういう性格になったのはやはり両親の仲が悪かったのがあるでしょうね。
ひところ流行ったアダルトチルドレンという言葉をご存知でしょうか。
クリントンもそうだったらしいのです。クリントンは仲の悪い両親の仲裁をすることで他の子供より早く子供を卒業し大人として振舞うことを覚えたのです。
宇多田ヒカルも同じで両親に好かれる努力をするうちに相手に合わせるすべをすぐ考えるようになってしまったのでしょう。

はっきり言って私は大好きです。こういう人は。
シングルでは周囲に迎合しすぎてキャッチーな歌を作ろうと努力します。それで失敗することがあります。とはいえそれでも素晴らしいことに変わりはないのですが。
アルバムに収録されている自分の今の感覚に忠実に作った曲が何度も聞いてもいい曲だったりもします。

宇多田ヒカルを上手く歌っちゃう女の人には私は気後れを感じます。宇多田ヒカルを上手く歌えちゃう女の人は多分カラオケで歌いこんでいるに違いない。それにそれほど私に優しくしてくれないような気がします。
なんだかドレッドで色が黒くタバコをプカプカ吸う女の人のような気がします。
こっちはそういう人でも好きです。だけどそういう人に好かれたことがありません。
なので、そういう人に会ったときには大塚愛とかあややとかをカラオケの器械に入れて無理やり歌わせることにしています。
私なりの愛情表現です。

きょうは宇多田ヒカルを聞きながら、これにてドロンいたします。