森山直太朗は腹を切るべきである。

森山直太朗の新曲は「生きていることがつらいなら、いっそ小さく死ねばいい」と始まる。
これは自殺を勧める歌のように聞こえるが、文脈を読むと自殺せずに、
自傷行為をして生き延びろということだと思う。
とりあえず、死までの時間稼ぎをしろというメッセージであり、
死ななければ、自傷行為まではオッケーだと読める。
しかし、これは自傷行為をかなり軽視していないだろうか。
自傷行為は伝染性が高く、仲間の絆を確かめるためにするところがある。
また、中毒性が高く、何度も行為をくり返すうちに本当に死んでしまう例もある。
また近年はファッションとしてもリストカットというのが
問題になっている。
これだけリストカットが話題になり、急激に数を増す中で、死ななければ自傷行為をしてもいいというのはかなり乱暴な意見である。
自殺を防ぐには自傷行為をすることではなく、他のことをするべきではないのか。
自傷行為を軽視し自傷行為を誘発する歌を歌った森山直太朗
私としては腹を切っていただきたい。
しかし、腹を切るのがつらいなら、小さく腹を切っていただきたい。
そのことで、自傷行為というものがどういうものか理解できるのではないか。
親や恋人は泣くだろうが、三日経てば元通りであろう。