またアメトーークネタ

アメトーークの「中学時代イケてないグループに属していた芸人」は面白かったですね。
観られなかった人はどこかのサイトで落ちているのを観ていただくとして、
サバンナ高橋などがどれだけ中学時代にイケてなかったか、
女子と話せなかったかどれだけダメだったかを語る番組でした。
私は中学時代はわりと女子と話せたのですが、男子校に入ってしまって
からは話せなくなってしまいました。
この歳になってもまだ女子を意識するところはあるので、男子校に入ったことはかなりのマイナスになっているといって間違いないでしょう。
ゴールデンに行かないことが決定したらしいアメトーークでは男子校芸人というのもやってほしいです。
それにしても中学時代の自意識過剰ぶりそして学園内ヒエラルキーの存在についてはさくらももこの「永沢君」という漫画でしか描かれていませんでした。
やっとこの番組で不良でもなく問題を起こすわけでもなくただ女子と話せない地味なイケてない生徒という存在がクローズアップされたのです。
これは快挙であります。
「永沢君」という漫画では永沢君は永沢君のまま高校生になってしまいます。高校にも落ち、バカ高校に行くことになるという、、ハードな展開で終わります。
しかし、この番組では人気者になったかつてのイケてない芸人が過去の
自分に向かってエールを送るという感動的なラストを迎えます。
全国の自殺したい毎日を送っている中学生に希望を持たせました。
特に学校で話し相手もおらず、ラジオの投稿ばかりしていた麒麟の川島が「二年後に声変わりし、もっと自分よりもっと不幸な相方と出会うぞ」と語りかけるところはハリウッド映画よりも素晴らしいハッピーエンドでありました。
イケてない学生が男前ランキングに入り、グラビアアイドルと付き合う
なんて夢があるではないですか。
文部科学省が推奨するべきいい番組でした。