群大病院の件

群大病院:時間外救急4200円徴収 軽症患者、12月から /群馬
 ◇国立大付属で2例目
 群馬大医学部付属病院(前橋市、石川治院長)は29日、12月から夜間や休日の救急外来を受診し、緊急性がないと判断された軽症患者から時間外選定療養費4200円を徴収すると発表した。国立大学法人が運営する病院で時間外料金を導入するのは山形大に続き全国で2例目。

 徴収するのは平日午前8時半〜午後5時以外に救急外来を受診し、緊急性がなく、入院の必要性もないと診断された軽症患者。他の病院から紹介状を持参した患者は除く。

 同院は高度な診療機能を持つ「三次救急医療施設」に指定されているため、県内全域から患者が殺到する傾向にある。救急患者数は年々増加し、07年度は9731人。このうち78%が時間外で受診し、半数程度が軽症の診断だった。

 同院の救急部は現在6人で、12診療科からの応援で2人体制の当直を回すなど、慢性的な医師不足に悩んでいる。時間外料金の導入で軽症患者を2〜3割減らしたい考えで、群大医療サービス課は「限られた人員で医療の質を維持するためにはやむを得ない」としている。

 県内では既に、前橋赤十字病院が12月から時間外診療費3990円を徴収することを決めている。

大学時代に大学病院で夜間救急の医療事務のバイトをしていました。
大学病院の夜間救急だというのに、来る患者は軽症ばかりでした。
やはり、親というのは子供がちょっと泣いただけでも気になって病院に来るものです。
小児科が多かったです。
しかし、病院に来る間に泣き止むぐらいのたいした病気でないことがほとんどです。
内科も風邪ばかりでした。
また、精神科の患者で救急車をタクシー代わりにしていた患者もいました。
救急車はただですから。
生活保護を受けている人などは医療費も無料です。
救急病院なら、24時間やっているわけですから、昼間来ないで、夜間に来ている患者もいました。
明らかに血だらけでヤバい患者もいるので、そっちのほうが優先されるべきです。
前は紹介状というのがあって、初めてその病院に来る場合は2000円だか払うという仕組みも
ありました。
しかし、それだといつも来ている患者に対しては請求できないので、一番お金を取りたい、
病院に常連化している患者からは取れないわけです。
今回の処置は仕方がないと思います。
救急でもやっている病院は他にあるわけですから、軽症の場合は他に行ってほしいです。