はじめの一歩を踏み出そう

「はじめの一歩を踏み出そう」という経営の本を読んだ。
マクドナルドは確かに体に悪いけれど、いつ行っても同じ味だし、
誰が作っても同じ味だ。
誰もこのハンバーガーは誰が作ったかなんて気にしない。
会社とかでも勘違いしている人が多いけれど、優秀な人材に自分がなることや優秀な人材が集まらないと嘆くことは実は大事でない。
だれでも出来るようなマニュアルを作ることが大事なのだ。
最近流行の仕組み化という奴か。
例えば、床屋さんに行って最初はお茶をもらって、肩ももんでもらった。
二回目に行ったときはお茶をもらえなかった。
髪の切り方も違った。
となると絶対にもう一度行くことはない。
サービスがいいとか悪いとかではなくて、サービスが変わってしまうのを
一番客は気にするのだ。
というわけで、サービスの平準化が必要となる。
床屋さんでも客が誰でも同じサービスを提供しなくてはいけない。
会社内においても誰がやっても同じことを出来るようにシステムを構築しないといけない。
うちの会社を見ていてもそれが大事なのはよく分かる。
上司が仕事を独占してしまって、部下に振らないものだから、上司がいるときといないときで、仕事のやり方が変わってしまう。
上司も病気になることもあるわけで、上司がいなくても回るようなシステムを作るべきだ、
と思った。
上司は確かに優秀だと思うが、経営者としては優秀ではない。
それは自分でなんでもやろうとしてしまうからだ。
本当に優秀な経営者は誰でも出来るようにシステムを構築することに力を尽くすべきだ。
つーわけで、経営本は頭の中で上司を批判しながら読むとすぅーと入ってくるなあ。

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術