徹子の部屋

徹子の部屋には丸山弁護士が登場。徹子絶賛。丸山弁護士は行列の出来る法律相談所でも弱者の味方をしているので同じく弱者好きの黒柳徹子としては話が合うらしい。野口健が出たときも褒めてたな。野口健も環境系の人であり富士山の清掃をしたりしているし、アフリカのノーベル平和賞を取った女の人も野口に協力しているので、徹子も野口の事が好きなんだろう。野口健はどちらかというと憂国環境右翼で石原慎太郎とも仲良かったりするのだが、まあ、細かいところはいい。徹子の部屋を見ていると「もったいない」という言葉をアフリカの木を植えてノーベル賞を取った人が取り上げたという話を何度もしている。
とにかく、環境の事を考え、弱者の味方で、アフリカの貧困を憂えていれば徹子の仲間になれるのである。ボビー・オロゴンが出てアフリカでシマウマに恨みを買い二週間家の前で待ち伏せされたという笑い話をしたときも徹子激怒。そっちがその気ならこっちも考えがあるわよみたいなことを言っていた。ボビーはアフリカ人なのでステレオタイプのアフリカ像を自虐ネタにしたところで怒ることはないと思うのだが。
で、弱者に優しいはずの徹子はそんなに繊細ではなくがさつで堂々と人の気にする質問をしたりするので、スリリングだ。旦那さんを亡くされて、歌にがんばっている加藤登紀子さん、今日のゲストです。とか雑にまとめちゃったりするので旦那さんが亡くなったことをそんな簡単に冒頭でまとめるなよ。と思ってしまった。
徹子の論理構成もよくわからない。私は鍋を食べたこと無いって言ってて相撲部屋でちゃんこを食べたことはあるんですけどね。でもあれは大きいでしょうって。それ鍋って言うんじゃないか?
徹子の耄碌だがもともとそういう性格なんだかわからないのだが、ぼけっぷりがすごい。ブラザートムが出たときはトムの息子の手紙を読み上げようとして、徹子「あんまり時間がないので全部読めないと思うので途中から読みますから」トム「そんなこと言ってるうちに読んでくださいよ」徹子「じゃあ、読みます」途中から読み上げる徹子。やっぱりここ面白いと言って最初から読み始める徹子。トム「結局最初から読むんですか?」
徹子、「時間がないので警官コントのVTRを流そうと思ったんですが、やめますね」トム「やめるんなら言わなきゃいいじゃないですか」
強引である。日本一危険なトーク番組が過激を標榜するお笑い芸人でもなくロック歌手でもない一人の老婆によって毎日放送されているのが驚かされる。
裏番組のNHKの黒田あゆみも公共放送にしてはかなりのつっこみをし勉強をしているのだが、徹子のやばさには敵わない。


今日もアキラがテレビに出るらしい。七時からフジテレビで。堺正章と井上順の司会。これは司会が司会だけに見なければ。
アキラは「ギターを持った渡り鳥」「ダイナマイトが百五十屯」「自動車ショー歌」を歌った。よかった。