友近と青木さやか

青木さやか、高視聴率、ヌード写真集出版。ライバル友近ピンチみたいな記事が載っていた。この二人についてはあと二時間位したら書きますので待ってくださいな。
では、つづきは美輪明宏と島田雅彦の教育テレビの対談の後で。
美輪明宏様は占いにも詳しいので自分も改名されてますね。完璧な画数です。
で、その前に恋の山手線　歌詞でググると恋の山手線と自動車ショー歌の歌詞がアップされているブログありますね。ああいうのって著作権とか大丈夫なのだろうか。面白い曲なので聞いたこと無い人は読んでみてください。

で、青木さやかだが、私は嫌いではないが去年までの勢いがあるわけではなく、こういう台風みたく瞬間最大風速が強い人いるんですよ。本当に去年は大笑いした。
この人はうけることが第一で自分の芸を磨こうとかこれが私は面白いのだとかいうものは無くうければいいという人だね。一方友近は頑固だ。Ｒ−１でも決勝でソーセージ売りのネタをやったし。他に誰にでもうけるネタがあるにもかかわらず理解されにくいネタをやるところが友近の友近たる所以だ。この人の毎度お騒がせしますの中山美穂のネタとか大好きだ。「よっ、俺の家でレコードでも聞かないか？」って言う。８０年代頃には女の子が男みたいな口調で物を言うのが格好良いみたいな風潮があったのですね。で、それは一般的に本当にそういう女の子がいたかどうかは分からないけれどドラマは一歩先取りして現代を描いていますよってな感じでせりふに反映させたわけです。で、そこのところのずれと今から８０年代を振り返ったときのずれが二重にあってそこが面白いわけです。中山美穂という人を通してそれが見えてくるわけです。
で、ソーセージ売りも私は最初は面白くないと思ったわけですよ。でもね、Ｒ−１で長いバージョンを見たら面白いわけです。これはゲラゲラとくる笑いではなくもしかしたらこういう人がいるかもしれない。いたら怖いなあという。狂った人を描写しているわけです。で、もうね、これはお笑いとか関係なく質の高いものではないか？と深読みまでし始める始末ですよ。よゐことかシュールとかいうけどちゃんとべたなコント出来ないじゃないですか。よゐこで笑ったことない。ただ彼らはシュールに逃げ込んでるだけなんですよ。べたが出来て初めてシュールと評価できると思うんですよ。友近はちゃんと誰でも笑えるネタもあってシュールといえるネタもあるから偉いと思うのです。あとこの人は歌がうまいね。お口ＹＫＫっていうのもなんだかじわじわ面白くなってきたわ。オカネチョウダイと変な声で言うギャグもあったなあ。あれはなんなんだろう。あれもなんか考え始めると面白いわ。スナックのママが新人をいびるとかなんかいやーな感じがしていいなあ。
友近はあと私たちの世代にしかわからないギャグが多すぎるところも好きだ。ゆうゆがクイズ歳の差なんてでフリップに書くイラストの真似とか。細かいわ。あと、物語といえば千代の富士物語とかツボにくるわ。あと、ミナミの帝王の竹井みどりの真似とかね。もう、ね、誰からも評価されなくてもいいや、私だけは評価するよ。友近は面白い。
思い出したけど、友近は何がいいって全然毒を吐かないのがいい。毒吐きキャラみたくテレビ局が持っていこうとしても絶対やらない。いやーな感じの人とかを演じるだけで言葉で人を攻撃したりとかがない。毒舌芸人というのも私は好きだが全員にそれを求めるのは間違っている。この人はそれをやらない。えらい。