太田光という人格

それにしても、太田光は全然丸くならないな。今、ダウンタウンでさえ悪口を言うのを控えてるのに、太田はひどいことばかり言っている。
バク天でも井上和香に「女優で成功するタイプじゃない」「胸がしぼんだら消えるよ」
井上和香「しぼむか」と返してたけど。今日はサンデージャポンハマコーに「引っ越せおばさんと同じに見えてきた」と言っていた。ふかわりょうには「いい年してパーカーなんか着てるんじゃないよ」と。どこかの番組でえなりかずきが自分で買った物で一番高い物は?との質問に「ドラゴンボールのDVDです」と答えていたのを「ゴルフやるんだろ」「庶民派ぶってんじゃねえよ」と一言。
太田は高校時代クラスで誰とも口を利かず休み時間は図書館にいたらしいから。そういううっぷんを爆発させてこうなってしまったのだろうな。ちなみに太田の総画数は15。ビートたけしさくらももこと同じ。最大ラッキー運。運勢が悪かったらとっくの昔に殺されてたんじゃないかな。太田の毒舌に田中は全然動じないのがすごいな。大人物だ。田中ってのは本当に底の見えない男だ。田中は好きな果物のベスト3とかいろんなもののベストを自分の中で決めてるらしい。変な人だなあ。読めない。


サンデージャポンハマコー小泉政権万歳はいつものことだけど、郵政民営化については私も同じ意見だな。小泉の公約はどこまでいっても郵政民営化しかなくそれを国民は支持したわけだから、これは自民党は賛成するしかないだろう。まあ、国民は小泉のルックスとか物言いを支持したわけだけど、政策は郵政問題しか無かったわけだから。私は郵政に関してははっきりいってよく分からないのだが、これをやらなければ小泉が総理になった意味が無いんじゃないかな。
だから、やるべし。


まあ、いろいろ政治に関してのブログはあるし、いまさら中国について言ってみても仕方がないのだが、今回は日本は何も悪くないし何回も謝罪してきたし賠償も済んでいる。ということで中国が全面的に悪いのは確かだ。
で、それはそれとして戦争について。なんだか日本は全然悪いことやってないみたいな認識が若い世代に広がっている気がする。従軍慰安婦のような全く証拠がないことを反省してみても仕方がないのだが、それとは別に。やっぱり大陸とか朝鮮やアジア諸国で悪いことやってたって。そりゃもう軍隊ってものはそういうものでしょう。ナチスのやったことに比べれば全然罪が軽いけど、悪いことはやってることは確か。だって旧日本軍の側からもぞろぞろ証人が出てるでしょう。
友達と話してて驚いたのだけど「中国のデモってみんな若いやつがやってるけど、直接の被害者が出てやるならわかるけど、お前がやられたわけじゃないだろって気がする」と言ったら「いやあ、そういう人はいないんだよ。やられた人はいないんだから」って平然と答えてた。
いや、そんな、ある程度やってるでしょ。なんか小林よしのりみたいな人はすごい日本軍を美化して書くわけだけど。やっぱりやったこともやられたこともだいたいこれくらいのことをやられてやったんだな。っていう妥当な線があると思うのだよ。私は軍国主義というものが大嫌いであるが、日本は嫌いになれない。むしろ日本文化は大好きだ。というか極右だ。日本文化というものに誇りを持っているので日本軍がアジアで悪いことやったという事を聞いても日本を愛することには変わりない。愛国心というものはそういうものである。無理矢理に押しつけたところで意味がない。それなら、素晴らしい日本映画や歌舞伎などに触れる時間を設けるべきである。日本があれだけ酷いことされてもアメリカが好きな理由も結局アメリカ文化に憧れてる訳じゃない。君が代の問題についても別に強制したって仕方ないと思う。歌わない生徒にも「あんたが歌わないことでそれで戦争で死んだ人が蘇ってくるわけ?先生の話を聞けって言われて話はちゃんと聞く訳じゃない。で、歌えって言われてなんで歌わないの」と問いたい。歌おうが歌うまいがなんか意味あるの?くだらない。ただの歌じゃん。歌になんか罪があるわけ。あほらしい。


あいくるしいを見た。お母さんの死で物語を引っ張っていくわけだが、死なり謎なりで物語を最後まで牽引するのはやめた方がいいのではないか。誤解があってそれが解けてみたいなドラマがあるが、一話ぐらいで解けないといけない。死はどうなのか。お母さんが死ななくても家族の日常や脇役の過去が暴かれていくといったストーリーで十分だったのではないか。死というものの特権性みたいなものを私が信じていないからか。
だが、それほど悪いドラマではない。神木隆之介杉浦直樹もいい。俳優はおしなべて良い。脚本も悪くない。ただ、テーマが。というドラマである。
近いうち、梅棹忠夫「知的生産の技術」について書きます。忘れないようにメモしとく。