津軽

私の働いている塾の生徒が中学生で、名前の入ったジャージを着てるので、「田舎の中学生は純朴だなあ。名前の入ったジャージ着てるし」と長崎出身の東京在住の友達にメールを打ったら、「山内さんの勤める塾にも放課後名入りジャージな中学生がいるんだね。どんだけ田舎でも長崎にはそんな子はいないよ。昔から思ってたんだけど、それって北関東東北陸以北の文化だと思うんだよね。小学校のとき、テレビで通学や家なのに学校のジャージ着てる人が映っているのを見て「この人の家、貧乏なんだなあ」と思ったものです。そういうんじゃないだろうけど。」とのメールが。
本当?知らなかった。東京以外は中学生はみんないつでもジャージ着てるものだとおもっていたよ。ヘルメット被って自転車乗ってジャージ着てうろうろしてるもんだとおもってた。
ちょっとこの状況はどうにかしたほうがいいのではないか?うちの近所は結構ラフな格好で歩いている大人もおおい。学校の先生もジャージが多い。これは中学時代にずっとジャージでいたために楽な格好をするのになれてしまったせいではないだろうか?服装というのも文化の重要なファクターのひとつだとおもう。子供のころの服装というのは大人になってからの文化に対する姿勢みたいなものを決定するのではないだろうか?
だいたい中学高校でおしゃれな人は大人になってからもおしゃれなものであるし、お金がなくていい服を着られずにそれでも工夫してある程度の気品を保とうとする人は大人になってお金をためていい服着るぞとがんばれるものではないだろうか?
確かにジャージは楽でお金がかからず平等でいいだろうが、服を着ることによる緊張感とか誇りとかいうものも大事ではないだろうか?


この前、TBSストリームに杉作J太郎氏が出ていた。モー娘。への愛を語る。曰く、「モー娘。とは反動である。」今の娘はけだるいほうが得な生き方だというのがあるが、モー娘。はもっとひたむきであるとのこと。モー娘。の人間関係を見ていると自分が昔東映の映画で見ていた菅原文太松方弘樹、梅宮辰夫、山城新伍、川谷拓三などの俳優陣と被るとのこと。男気みたいなものがあるのだという。モー娘。が語っていた、故郷への思い。故郷に錦を飾るまで帰れないみたいな発言を聞くと特にそうおもうのだという。
後藤真希の「青春ばかちん料理塾」という映画を見てゴマキの良さを全然生かしていなかった。その映画を見てこれじゃいけない自分の映画会社を作って会社を大きくしゴマキ三顧の礼で迎えるのが夢になったという。今、男の墓場プロダクションという自分の制作会社で映画を撮って編集しているらしい。よく論理の飛躍する話だったが面白かった。なんとなく気持ちは分かった。たいして興味がなかったがモー娘。愛もちょっと分かった気がする。