なでしこ中高生 美しい日本語王

録画しておいたTVチャンピオン「なでしこ中高生 美しい日本語王決定戦」を見る。
大変楽しゅうございました。堪能させていただきました。
悪いけど美しい日本語を話す女が私は好きなので、ビデオに撮っておきました。
最後は初音映莉子栗山千明を足して2で割ったような正真正銘の美少女、鈴木翔子とモー娘。の小川のような漢字検定準一級の中尾友美の戦い。
最後は、中尾が「東雲」と答えて優勝。しかし「曙」と答えた鈴木翔子も間違いとはいえないとのことでテロップで両者優勝と出ました。本当なら鈴木さんが単独優勝のはずだったのに。鈴木翔子さん、負けて泣いてました。あの涙はなんだったのだろう。答えを間違えたときの悔しげな勝ち気そうなところがよかった。「自分に失望いたしました」とか。
オスカーとか今のうちに声を掛けておいたほうがいいんじゃない?


伊集院光日曜日の秘密基地」を聞く。楳図かずお先生がゲスト。どうでもいいけど「わたしは真悟」と聞くと西村眞悟の顔が思い浮かんでしまう。いかんいかん。
前に読んだとき「わたしは真悟」は私にはよく意味がわからなかった。難しい。でも最後まで読んでしまったから面白かったのだろうまた読み返してみたい。ITの時代だからこそ分かることも出てくるかもしれない。
漂流教室」は描く前に最後までストーリーを考えていたらしい。漫画を描くときはノートに書いておいてそれを描いていくだけらしい。やはり本物のストーリーテイラーは違う。
最近は文庫で漫画が出版されることが多い。細かいところまで描いているので困るとのこと。もっと大きいサイズで出版してほしい。
確かに漫画の文庫サイズは読みにくい。あれは悪魔の発明だな。
世間はずれている。気づくのが遅いとのこと。
「蛇女」を描いたときは、母親の感動物が流行っていた。だからこそ怖いお母さんもいると思い描いたとのこと。なるほど。
人間はしてはいけないことをみんなやっちゃう生き物である。
伊集院は最近の発明は僕たちの想像力を越えているみたいなことを言った。
楳図先生は人間がこうありたいとかどうなりたいとかがあるのが、次の出来事になると言った。なるほど、遺伝子操作も伊集院は私たちの想像を超えたものだと思いたいのだが、楳図先生としてはこうなりたいという人間の欲望の具現化されたものだと言いたいのだろう。
結局社会全部、人間が関わっている。だから人間が怖いのだ。
楳図先生は人種間の争いが最近気になると言ってたな。ホテル・ルワンダを見たらなんて言うだろう。


確かに人間ほど気高いと同時に野蛮なことをしてしまう動物はいないだろう。
戦争とか虐殺を研究していると本当にそうおもう。
だれかがふと思いつく残酷なことを人間はだいたいやってしまっている。
だれかがふと思いつく美しい行為も人間もだれかがやっているだろう。
私の中でふと思いつくものをそのまま物語にしてみたらどうだろう。
私が思いついたということは他の人物、誰かによって行動に移されるだろう。
そういう物語が事件を予見したと言われるのだ。