やっぱり

がんばっていきまっしょいをちょっと見た。
やっぱり主人公熱い人間になってるし、あの映画は田中麗奈のなんの取り柄のない、萌えないキャラなところがいいのに。相武紗季ちゃんはかわいい。これはこれでいいや。見ることにしよう。相武紗季目当てで。
相武紗季がいわまゆにいじめられるシーンがあったらしいね。見たかった。


ぷっすまでは高田純次が登場。全く期待してなかったが面白かった。
純次は期待して見るとほとんどしゃべっていなかったり期待しないとすごく面白かったりといった意外性のある男だ。
本番中に純次の携帯が鳴り、見たらお店の女の子の営業メールだった。
目玉をぐるぐる回すという芸も久しぶりにやっていた。なんだろあれ。やろうと思ったらどのくらいの人ができるのだろうか。
定食屋でなにかを食べながらこれを食べると故郷の湖をおもいだすねえと言っていた。
出身どこですか?と聞かれて「調布の国領だよ」と言っていた。
調布の国領に湖なんかないし。
定食の料金が1200円と聞くと「手頃だね。千円札と五百円玉を払って300円おつりがくるってそんな感じだね」と当たり前のことを。
コンビニで人気のスイーツを当てるコーナーで、「この鯖もスイーツ?」と聞いてた。


ザ・ロイヤル・テネンバウムズを見た。★★★★☆
菊池寛父帰るか?という展開かと思わせといて…
物語の大枠は普通の話なのだが。
出てくるキャラクターが面白い。妙にきれいで構図の決まった画面もいいですね。
物語の三分の二くらいで流血沙汰があります。
映画とかドラマって物語の二分の一から三分の二くらいでだれかが死んだり流血沙汰があったりというのがパターンですね。それでちょっと観客をしんみりさせるのでしょう。
義理のお姉さんのことが好きな男が出てきます。お姉萌えの私にとっては、好きな話です。
姉萌えといえば安達哲の「さくらの唄」を思い出します。
あれはすごかった。青春の一ページを飾る漫画でした。
姉萌えの映画ってあるのだろうか。
ホテル・ニューハンプシャー」ってそういう話じゃなかったっけ。


県警対組織暴力。★★★★★
素晴らしい。大傑作。この映画についてはまた語りたい。
これはなんどもビデオで借りて見ないで返した映画でした。
なんで早く見なかったのだろう。荒井晴彦がシナリオのお手本と書いていたのだが本当だ。
警察の腐敗を描いた映画としては踊る大捜査線より早いしラディカルである。
脚本家の笠原和夫は取材して書く人であるからこの映画の話も実話が多いのだろうが、信じられないほど警察は腐っている。で、ちゃんと理由も述べられている。
警察官がそうならざる得なくなった時代背景もちゃんと描かれている。
本当にせつない映画である。
悲劇とはなにかがなにかとぶつかって信じられない化学変化をするというストーリーのことをいうのではないだろうか。
お互いに信頼し合っているのにときには殺し合う。それが悲劇だ。
この映画を見てストーリーというものに対してなにか腑に落ちるような感じを持った。