究極超人あ〜る

ブックオフに売っていた究極超人あ〜る全9巻を読む。
立ち読みで何回か読んだ作品であるが、だいたい内容を忘れていた。
面白かった。
http://www.lares.dti.ne.jp/~hisadome/kyukyoku_body.html
ここを読むともっと楽しめる。だいたい6割くらいかな。一回読んで分かった元ネタは。
なんかのパロディーばっかり。R・田中一郎京極夏彦の小説に出てくる榎木津の元ネタじゃないか?違うのかな。同じしゃべり方だけど。
で、面白ければいいじゃないか。とばかり鳥坂センパイというのが出てきてふざけるのだが、後にこれはパトレイバーに出てくる悪役の原型になるのかな。
ゆうきまさみは本当に時代というのを先取りしているのだろう。
バブル直前の時代には徹底的にふざけてみせて90年代に入るとバブルを総括しポストモダン的生き方を間違っているとまで言う。
だが、私はパトレイバーよりあ〜る君が好きなのだ。
これは私のおふざけ体質が80年代のテレビによって出来上がってしまったということなのだろう。
だが、人は一生ふざけているわけにはいかず、どこかで真面目にならないといけない。
一生ふざけていられるのは高田純次だけだ。高田純次になれないと思うなら真面目に生きなければいけない。
さっきドラマ版ドラゴン桜を見たのだが、「バカとブスは東大に行け」と阿部寛が言っていた。真理なり。不細工も東大に行くべし。ふざけている暇があったら勉強して東大にでも行ったらいい。
美人も自分の力で生きていきたかったら東大に行くべしだと思う。
実は東大は簡単だという説があって、それは本当かもしれない。
東大の試験科目は多いので、平均的に全部の科目が出来ればいいという。
そんな変な問題も出ないから、苦手科目さえなければ難関私大に行くよりも簡単かもしれない。
私は国立大学を受けなかったのだが、慶応とか早稲田の文学部を受けた。
ここの問題は難しかった。
慶応は超長文の英語の問題が出てきたし、早稲田は国語と英語+小論文でなんか問題集でも見たこともないような問題が出てきた。
これらは対策を練ってやらないと駄目だ。もちろん落ちてしまった。
で、第三希望の大学に行った。
今にして思うと数学を全くやらなかったのが問題だ。
だから、私大しか受けられなかった。
居丈高なバカな教師に当たったせいもあって高一から数学というと頭から嫌になってしまった。
ブックオフに受験参考書のコーナーがあって数学の参考書を見てみるとそんなに難しいことは書いてなかった。大人の脳になってみると冷静になるのかもしれない。
高校の時はつくづく勉強が嫌だった。大学時代もそう。
私のようなあまのじゃくは勉強をしなくてはならないときに拒否をして勉強なんかしなくて良くなったときに勉強の良さを知る。
少年老いやすく学成りがたしとはよく言ったものだ。一寸の光陰軽んずべからずだ。
学びて思はざればすなわち罔(くら)し、思ひて学ばざればすなわち殆(あやう)しって言葉も好きだな。
回りも見回してみなよ。本は読んだりしてるけど自分で考えられないヲタクと自分では利口だと思っているけど全然知識がないバカ。どっちかでしょう。
考えることと勉強して知識を得ること両方なけりゃだめだよ。って孔子は言いたかったんじゃないかな。


私の高校時代にもドラゴン桜みたいな漫画があったら良かったのに。
私は高校時代は文士にしては低学歴の東洋大学坂口安吾とか明治中退の山田詠美とかに憧れていたので国立大学に行く必要はないと思っていた。バカだった。
思いて学んでなかったのだな。