京極夏彦

スタジオパーク京極夏彦登場。
あまりアナウンサーと話がかみ合わない。
アナウンサーが勉強不足だという声がネット上に。
ふざけるなといいたい。渡邊あゆみ女史はテレビで一番信頼できるインタビュアーである。
作家がゲストに出るときは必ず著作を読み込んでいる人なのだ。
隣の男子アナウンサーはぼんくらだが。
渡邊あゆみは優秀である。
京極夏彦という男はある種の自分の中に論理構造があり、それと違う考えを提示されると否定せざるを得ないという気質の持ち主である。
だから、かみ合わないように見えるのである。
阿川佐和子との対談でもそうでした。
渡邊あゆみはよくやった。マニアがどうのこうのいう番組ではないのである。
NHKの全国放送でじじいばばあもいっぱい見ているのである。
そんなところで小説の中のマニアックな話をされても読者以外の大多数は興味を持たないことは必然なのである。
なかには番組中、すこしは勉強してくださいというファックスを送った馬鹿者もいるようだ。確かに渡邊あゆみは京極本を全部読んでいるといった自信は感じられなかった。だが、何冊かは読んで予習しているのだろう。
バカな京極ファンのように京極だけ読んで生活しているわけではないのだ。
渡邊はNHKのドラマもチェックしなくてはならないし、他のゲストの資料も読み込まなくてはならないのだ。渡邊にこれ以上なにを望もう。
そういうファックスを送るのはテロ行為に近い。猛省していただきたい。
京極夏彦だけが作家ではないのだ。わかってほしい。
あんな分厚い本を渡されて何冊か読んだだけでもえらいだろう。全作品を読まないといって責めるのは酷というものである。
今日分かった京極夏彦情報。
四時間しか寝ない。
キャラクターは材料にしか過ぎない。
小説にテーマはない。読者に楽しんで貰えればいい。
京極堂シリーズは京極堂が主役ではない。
民話が好きだったから柳田国男も読むようになった。