お祭りの御輿で一番前に座って太鼓を叩いている女

この前、ぼーっと群馬テレビを見ていたら、県内のお祭りの様子を写した映像が流れた。
御輿を引いているのだが、御輿の一番前で太鼓を叩いている女をアップにしている。
三人くらいで御輿を叩いているのだが、やっぱり顔で選ばれてるなありゃ。
どこの地区の御輿も太鼓叩いている女はやけに美人ばかりじゃないか。
ああいう女はだいたい普段はドラムとかやってるのかね。
この日のために練習したのだろうか。
こういう風に祭りが好きだってことは共同体も好きだって事だから右翼的な女なのかな。
ロックが好きなのそれとも地元が好きなの？どっち？まあ椎名林檎的な女なのかもしれない。
ロックというのが反体制という時代はとうに終わってしまった。
それで、最近はロックをやる女というのは普段は着物着たりしてわざと難しい漢字を使ったり日本的なものに回帰していったと思う。その象徴が椎名林檎なのだろう。
林檎という人はとても感じの良い人で三谷幸喜とかのカラオケパーティーに行って自分の曲をもったいぶらずに歌ったり場を盛り上げようとするようなとても健全な人だ。
林檎というのは世間から少しずれてますよという振りをしながら実はメインストリームに乗っている人なので私としては人物観察として面白くない。
近田春夫氏によると林檎はハリウッド映画である。とのこと。なるほど。
みんなに好かれるエンターテイメント的な音楽であるよね。
で、私は前から林檎よりも鬼束ちひろを支持していたのだがそれは本当にやばいからだ。
生きにくさを歌っていて、本当に周囲と軋轢を起こしている。歌詞通りの人なのだ。
いいともに出てきてもタモリにため口。
これは宇多田ヒカルのアメリカ帰り的なため口とは違って日本にずっといて本当に周囲と合わせられない人のため口なのである。
他にはタモリに胸が大きいねと言われて何も言えなくなってしまう。
性的なことに関して未成熟というか不快感をあらわにするのである。
胸が大きいことにコンプレックスを抱いている今時珍しい人なのだ。この人は。
林檎のエロなジャケットやコスプレサービスとは真逆にいるのである。
鬼束ちひろは友達として中島美嘉、元ちとせ、篠原ともえ、氣志團、藤原紀香というラインナップを上げている。はっきり言ってなんの共通点も無い顔ぶれである。
私はこの人たちが鬼束ちひろとなぜ仲が良いのか考えてみた。
中島→学校嫌いの天才つながり。
元ちとせ→ふわふわして服を着て月光に照らされて暗いところで叫んでいる人つながり
篠原ともえ→奇行つながり
氣志團→更正つながり
藤原紀香→己の巨乳嫌悪つながり
といったところだろうか。