古畑任三郎(タモリ犯人編)

ネット上で最終回はタモリ犯人がいい説が浮上し考えている人達もいるようなので私も考えました。

タモリにいいともの打ち切りを告げるプロデューサー。
プロデューサーを殺すことにするタモリ
プロデューサーを自分の知り合いの医者がいる病院に人間ドックで入院させるタモリ
医者はどこも悪くないのに手術をするという。
医者はプロデューサーの心臓にガラスの破片かなんかを埋め込む。

いいとも本番中。
病室で見ているプロデューサー。
タモリはいつもの猿のモノマネとか怪鳥のモノマネをする。
ガラスはその超音波で割れてしまい心臓から出血して
プロデューサー死亡。
全国公開生放送中の殺人成立。
あとは、医者がガラスを取り出し殺人隠滅。

古畑出動。
いいとも本番中に、客席にいる。
テレフォンショッキング中「じゃあ、明日来てくれるかな?」とタモリがゲストに聞く。
それにたいして、客席の古畑「それはどうでしょう」と答える。騒然とする場内。CMに入る。

ガードマンに連行されそうになる古畑だが、西園寺が警察手帳を見せる。いったん引き下がり、客席の古畑はぬいぐるみの熊に変わっている。
CM明け。
爆笑問題太田がさっそく「それはどうでしょう」とネタにする。

いいとも本番終了。「いいとも」と終わり。古畑、ステージに登場。
明かりが消え、スポットライトが古畑に。

タモリさんあなたは大変なミスを犯してしまった」
「いや、そりゃはないよ」
タモリ、手を振る。
「あなたはなぜあの日、間寛平さんをゲストに呼ぶことに固執したのですか。それは間寛平さんがゲストのときはお互いに猿のモノマネをやることがお約束になっているからですね」
「いや、考えすぎだって」
「猿のモノマネ、ジャングルの野鳥のモノマネをすることで体の中のガラスが共振し壊れ、あの方は出欠多量で亡くなってしまいました」
「そんなの単なる仮説でしょう。心臓にガラスが入っていたことなんて」
「あなたは今なんとおっしゃいました?心臓?私はそんなこと一言も言ってませんよ。私は体の中にガラスが入っていたと言っただけだ。警察には発表を控えさせてあります。なんで心臓から出血したと分かるのですか?」
「そ、それは」
「そうそれは貴方が犯人側の人間だからです。医者に共犯者を作るとはよく考えられました。私はこれほど見事な犯罪を見たことがありません。日本全国生放送中の殺人。おそらく貴方にしか出来ないでしょう」
「ちょっと、待ってくれないかな」
客席にマイクを向けるタモリ
「今日、寒かったですね」
客、小さく「そうですね」と答える。
「この寒さ続くらしいですよ」
「そうですね」
日本海側は大雪らしいですよ」
「そうですね」
客の声段々大きくなっていく。
「今日でいいともは終わりです」
「そうですね」
涙ぐむ客もいる。今泉も泣いている。

「じゃあ、ご紹介しましょう。今日のゲストは」とタモリが言うと。
「この人」と古畑。
タモリの格好をしたコージー冨田が出てくる。
コージー冨田が「チャンチャンチャン」という手拍子をうち切る仕草をすると、タモリは古畑に連れられて退場。

完。