NANA15巻

Nana (15) (りぼんマスコットコミックス―クッキー (1676))

Nana (15) (りぼんマスコットコミックス―クッキー (1676))

さっそく読みました。
また、ねえNANAって呼びかけているし。
引っ張るなあ。あのNANA文体がないと寂しいですね。
今回は初期に良く出てたメンバーも再登場します。

NANA文体というのは

ねえ NANA
その時確かにナナの歌が聞こえたの
てんとう虫のサンバのパンクバージョン
だけどもう今は何も聴こえない
あたしの声ももう届かないかな

こんな感じです。
ちょっと笑わせたあとに、この不吉な問いかけ。
いったい何が起きたの?
ねえ 矢沢あい ちゃんと結末考えてる?


最初に魔王という有名な焼酎が出てきます。
明日呑もうかな。
この漫画はリアリティと非リアリティが混在していて、
そこが面白いところなのかな。
設定は少女マンガなのだけど、ディテールの細かいところとかリアルですな。戸籍謄本が載っていたりとか。

この巻は比較的楽しんで読めたな。
匂いは視覚よりも記憶を鮮明に呼び覚ますというのは本当なのだろうか。あなたのその匂いに刻印されたくないというせりふはいいな。
それにしても、どうなるのだろう。次の巻が気になるな