プロデューサーズ

プロデューサーズを観た。
くどい。けど面白い。今年のナンバーワン決定。大笑いした。
特にプロデューサー役のおっさんがクドイ。
くどいとか濃い笑いが嫌いな人は見ないほうがいいかも。
出てくる人がみんな変人というかキチガイだから。
「ブルースブラザーズ」とか「スクールオブロック」が好きな人は見るべし。
会計士の当たらない舞台を作ったほうが儲かることもあるという言葉に反応して、ブロードウエーのプロデューサーが初日で打ち切られる舞台を作ろうと努力する。
ヒトラー賛美の脚本、ゲイの演出家、英語が下手なスウェーデンから来た俳優を使って史上最低の舞台を作り上げようとする。
ユマ・サーマンが頭が悪くてただセクシーなだけのスウェーデン人を演じますが、本当にバカに見えるところがすごい。
スウェーデン人=バカでエロいという単純な図式を使っていいのだろうか。ユマのパンチラも必見です。
途中でヒトラー信者が出てきますが、伝書鳩を飼っていて南米に飛ばそうとするところが面白い。ナチの残党が南米に逃げているという話もありますからね。ヒトラーも生きていて南米でUFOを作っているという話が落合信彦の本に書いてあった。
出てくる人たちは、金の亡者でテンションがとにかく高いプロデューサーとかライナスの毛布を持ち歩いていてすぐヒステリーを起こす会計士とかゲイの演出家とその演出家といつも痴話げんかしている助手とかヒトラー信者といった感じでとにかくキャラクターが濃い。二日酔いのときに行くと胸焼けを起こします。
てんやの天丼なみにくどいです。観るときには体調を整えて行ったほうがいいかも。


書き忘れましたが、エンドロールの後におまけ映像があるので、エンドロールが始まったところで立たないように。