ピンクパンサー

文春で小林信彦先生が褒めていたし時間的にちょうどいいピンクパンサーを観に行く。
笑った。これは拾い物。映画というのはこれくらいのことをやってくれればいいと思います。メンズデーの千円で観るのにぴったりの映画。ワールドカップサッカー場で起こる殺人事件。クルーゾー警部登場。スティーブ・マーチン。ミステリーとしても面白い。ちゃんと犯人当てのヒントも与えてくれます。相棒はジャン・レノです。ネタバレになるので言えないですがとてもバカバカしいシーンを真面目に演じています。大いに笑いましたがちょっと痛々しく感じたりして。そんな二人がパリとニューヨークを舞台にして暴れるわけですがそれほど舞台に必然性もありません。けど笑ったのでオールオッケー。
小林信彦という人はユーモアミステリーを数多く書いているのでこういうのも好きなんでしょうね。
ビヨンセも出ていますがあんまり活躍しないし全く魅力を感じませんでした。
秘書役のセル眼鏡を掛けたアンジェラ・アキ似のフランス人のほうがかわいかったです。
絶対に映画史に残る映画じゃないと思いますが何度も見返して笑いたい映画でした。最近は無駄に長い映画が多いので90分という上映時間もいいんじゃないですか。