価値観という言葉について

最近価値観という言葉が流行ってますよね。
友達かだれかが未見のDVDを買うので、「なぜ観てから
買わないのかなあ。つまらなかったらお金がもったいないじゃん」と疑問を呈したところ、「それは価値観の問題だよ」と言われました。
価値観ねえ。
価値観。価値観っていう言葉を出されると話が終わるのでやめてほしいです。
この前も幽遊白書という漫画はなぜ人気があるの?あの漫画は面白いのかなあ?と聞いたところ
人気があるのは面白いからじゃないですか。それぞれの価値観の問題ですよ。とのこと。
いや、私はあの作品を面白いと思ってないけれど、反論を期待しているです。幽遊白書の面白さについて語ってほしいのです。
だから、叱っておきました。「そんなそれぞれの価値観という言葉を出したら話が終わってしまう。ブログで映画評論とか読書評とか書いている人の意味がなくなってしまうよ」と言いました。
何かの作品の出来について議論することをやめてしまう。
自分の好きな作品がけなされると怒る人が多いので 価値観という言葉を使うようになったのでしょうね。
私は認めません。つまらない作品に関しては断固として戦い素晴らしい作品に関してはどんな有名な評論家がけなしてようが 戦い抜く所存です。
それくらいの責任の下であるならば価値観という言葉も使用してかまわないということになるでしょう。

とはいえ、価値観という言葉でそんなに突っかかってくる人もいないと思うので、その話は聞きたくないなというときは価値観という言葉を使ってみてください。
なんにでも使えますよ。