Shall we Dance?

金曜ロードショーは言わずとしれたShall we Dance?
役所広司リチャード・ギア
草刈民代ジェニファー・ロペス
という配役。
リチャード・ギアが弁護士なのだが、奥さんや娘ににかまってもらえず、なんとなく張り合いのない毎日を送っている。
いつも通勤電車から見える社交ダンス教室の窓際で寂しそうに外を見ている女(ジェニファー・ロペス)のことが気になって仕方がない。
ジェニファー・ロペス目当てではじめた社交ダンスだが、
次第にはまっていくという話。
なんだか、日本人とアメリカ人の違いというか
ここまで説明しないとダメなの?という作りであった。
社交ダンスのおばあさんの先生がなぜかアル中でギアのダンスを教えていくうちに治ったり。
ジェニファー・ロペスのギアへの気持ちは全くセクシーなものはないはずなのに、なんだか二人でエロいダンスをしてみたりとか。なんだかわかりやすくなっている。
日本のほうは竹中直人演じるギアの同僚が禿だからバカにされているという設定だが、向こうの場合はゲイっぽいということでバカにされている。アメリカは禿はそんな恥ずかしくないのだね。
最後は登場人物のその後も見せてくれていたれりつくせりだ。
だが、本当に哀愁がない。役所広司のようにダンスが下手でシャイな実直なところが出ていなかった。
ギアはもともとダンスは上手そうだし、真面目だけがとりえというわけではなくアメリカンジョークを言ったりしてなんだかダンスなくても平気なんじゃないと思ったりして。
最後の薔薇を持ってエスカレーターを上がるシーンもかっこよすぎだと思う。
でもそういう日米の文化とか映画の場面設定の違いを見比べるのが面白い。
吹き替えでみるとなお面白い。
なんだか友近とプラン9のなだぎのビバリーヒルズ青春白書を観ているような感じだ。
http://youtube.com/watch?v=-am9GF390ss