せどり

最近部屋を片付けているので、本も売ったり捨てたりしている。
ブックオフほんだらけというチェーン店に売っていたのだが、アマゾンで売ったほうがいいと情報を得て、やってみた。簡単だ。
アマゾンで日本中の人が古本を買うようになり需要ができたから、珍しい本はかなり値段が高い。
私も絶版でほかに出品者がいない本を適当に1000円と
定価より高くつけたら買う人がすぐ現れたのでびっくりした。
こんな本価値はないだろうと捨てようと思っていた本だ。
珍しくはないが出たばかりの本も高い。
高い値段で本が売れることがわかった人が
せどりと言ってブックオフの100円の棚で仕入れたものを
アマゾンで売ったりしている。
それ専門で食っている人もいるとのこと。月100万円儲けている人もいるらしい。
本当かなと思って今日かなり広い近所のブックオフで100円コーナーを物色したが、やはりちょっと古いベストセラー「ハリポタとか」など、アマゾンで買うと1円の本ばかりだ。
なぜ1円の本があるというと配送料ということで340円別にもらえるから、1円で売って安い配送手段を見つけて差額を儲ける人がいるのだね。
近所のブックオフにめぼしい本がないのはせどり屋がここらへんにも住んでいるのだろう。あるいはブックオフの店員がせどり屋を副業でやるパターンもあるかもしれない。
かつてはブックオフの100円コーナーというごみの中に宝があったが、ごみはよってたかってあさられて宝もなくなってしまったようだ。
ブックオフに宝はない。近所のネットも携帯オークションサイトもやらない中年以上の人の本棚に意外とお宝が埋まっている気がする。
みんな、本が捨ててあったら拾ってみよう!
なんだか貧乏くさい結論になってしまった。