コマ大数学科特別集中講座

コマ大数学科特別集中講座

コマ大数学科特別集中講座

コマ大数学科特別集中講座
というコマネチ大学数学科というフジの深夜番組で共演しているビートたけしさんと竹内薫さんが対談している本を読んだ。
番組で出題された数学の問題と二人の数学についての対談で構成されている。
数学の問題は完全に文系野郎の私にはちっともわからなかったが、たけしさんがひまさえあれば数学の問題を解いているという向上心の高さに驚いた。
なんでも数学だけで明治の工学部に入ったとか東大生にも数学を教えていたとか。
コマネチ大学数学科という番組でも東大生との数学対決で
かなりの確率で勝利をおさめているらしい。

私が一番面白かったのが映画にも数学を当てはめているということをたけしさんが語っていたところだ。
映画をコンパクトにするために
主人公の殺し屋をxとおいて、殺さなくてはいけない相手を
a,b,c,dとおく。
そうすると、ax+bx+cx+dxとなるので四つの殺人シーンを撮らなくてはならないから長くなる。
それを因数分解して(a+b+c+d)xにする。
もしくはax+(b+c+d)xにする。
そうすると、「xがaを殺すシーンで説明しておいてから、xが血のついた服を着て拳銃を持ってヨロヨロ歩いていく間に、bの死体、cの死体、dの死体を転がしておけばいいんです。」
とのこと。
すごいなあ。今からでも遅くないから数学の勉強しようかな。