ニュース雑感

パキシルミクシィ人気ワード5位に。
パキシルというのは抗鬱剤でそれを飲んだ人が自殺するケースが
多くて話題になっている。
コロンバイン高校乱射事件の犯人も抗鬱剤を飲んでいたという
のを聞いたことがある。
性格を変える薬としてもてはやされたパキシルであるが、
実は危険な薬であって、インポになったり昼間だるくなったり
といった副作用も強い。
私は窪塚君も抗鬱剤を処方されていたのではないかと推測するのだろうがどうだろうか。
あれだけマスコミに叩かれたら、鬱になるだろうし抗鬱剤などは
簡単に処方するのでそれを飲んでああいうことになったのではないだろうか。
医者としては薬を出すことは簡単である(いろいろ話し合って患者の考え方を変えさせるよりはよっぽど簡単である)ことや
薬を出せば出すほどバックマージンなどで儲かる仕組みがあるから大量の薬を処方するやり方は変わらないだろう。
認知療法などでは薬よりも効果が上がっているというデータが
現れているのだが、それも時間が掛かるというデメリットが
ある限り広がっていかないだろう。
薬というのは健康保険料が投入されていて、かなりの無駄遣い
があると思うのだが、それについてはあまり騒がれないのはなぜだろう。
人間は新しい薬を作り出すことによって逆に病気を作りだしているということを書いた本もあるくらいだし、できるだけ薬に頼らない生き方をしていくべきだろう。
ただし西洋医学というものを全否定しているわけではなく、
西洋医学でできることは手っ取り早くそれで直し、
東洋医学や対話や食事療法で直る場合はそっちで直していく
という考えがいいのだと思う。