朝青龍と教育問題

朝青龍の問題は親方の教育の問題にまで飛び火しています。
子どもを傷つけないように接するべきかそれともきちんと叱るべきかというこの国で起きている論争の縮図が朝青龍問題であります。
私の尊敬する夜回り先生は子どもは叱ってはいけないと言います。
確かに叱られてばかりいる子が自分を傷つけてリストカットするなどという例があります。
子どもを甘やかすのは日本の伝統みたいなもので、江戸時代
などはみんながよってたかって子どもに声を掛けてかわいいかわいいと頭をなでたりあやしたりするので、日本に来た西洋人が驚いてそれを書き記しているそうであります。
江戸時代はそれで青少年が非行に走るということもなかったわけですしこの意見にも説得力があります。

逆に叱られないで甘やかされて育った子どもが凶悪犯罪を犯す
というパターンもあります。
「この星の住人は子どもを叱らない」というCMがありますが、
あれはこの星ではなくてこの国の言いかえなのでしょう。
電車の中や店などで騒ぐガキがうるさい今日この頃どうお過ごしですか?ときっこ風に言うとそういう感じです。
子どもに対する社会的ストレスがたまっているのでしょう。

結局「人生いろいろ子どももいろいろ」
と適当に小泉みたく結論づけするしかないのでしょうか。
難しい問題であるなあ。