ネット放送作家セミナー1

ネットで放送作家セミナーを受講していました。
これは現役の放送作家とメールを通してやりとりするというものです。
3ヶ月で3万という受講料でした。
そのやりとりをここに記したいと思います。
結局コネもできずセミナーを通じて作家になることができませんでした。
もったいないので、ブログにアップするしだいです。
一応どこの作家セミナーかということは伏せたいと思いますが、
途中で気が変わったら、暴露するかもしれません。
ネットではないほうの昼間の作家セミナーがあり、そこでされた講義
をメールで送ってもらい、そしてネットセミナー生用の課題が出されます。

セミナーの運営方針などを語る。
 主にバラエティ番組の作家を育成する目的で行なっている。受講生のうち、放送作
家として働いていけそうな可能性を感じた人については、セミナー終了後も残っても
らう。お笑いライブの手伝いや、お笑いタレントセミナーで演者のネタ・チェックを
やりつつ、チャンスがあったら、テレビの仕事にたずさわってもらう。

 ●お笑いバラエティより情報番組
 放送作家としてやっていくためには、まずお笑いバラエティの仕事より、情報番組
のデータマン、ADのようなところから始める方が需要があり、入りやすい。

セミナー出身生の現状
 一つの期で多いところでは2−3人くらいはテレビ界でメシを食っている。ただ
し、なかなか「構成」に名前を載せられず、データマンにあまんじている例もある。

今回のセミナー参加者は14名。すべて男性。フリーターの比率がやはり高い。後半
では一人一人の自己紹介があった。


〇講師の課題
1回目につき、4月12日分、19日分の二つをいっぺんに出すので、何とか来週木曜
(12日)までには書いて送ってください。

●12日分「今年、ハヤりそうなものを一つ、なんでもいいから書
いてきてほしい。またその理由も書いてほしい」
今年は「ジャージカフェ」が流行ると思います。
ジャージを着た女の子がウエイトレスのカフェです。
今までのメイドカフェはメガネをかけたメイド服の女の子がウエイトレスをするというものでした。
しかし、そういう文化系の女の子以外ではなくて体育会系の女の子が好きな男も多いと思います。
アスリートの女性が好きな男が増えているのは女子バレーボールを代表とする女子スポーツが人気なのを
見てもわかります。
ということで、ジャージなどの女の子がウエイトレスをするジャージカフェの需要はあるのではないでしょうか。


 ●19日分「オリジナルの30分のアニメ企画を書いてほしい」
経営学科の女子大生がインターンで大企業へ派遣された女子大生が大きな経営な問題に直面し、問題を解決するというアニメ。
「キュティー・ブロンド」という映画があるのですが、それは法律に興味のない法律学科の大学生が
法廷で大活躍するという話でした。
これも経営に興味がなくなんとなく経営を学んでいる女子大生が実際の企業に派遣されることで
企業経営の問題に直面し経営危機を乗り越えるという企画です。
敵役にはアメリカでMBAを取得したエリートなどを配すと盛り上がるかなと思います。


〇課題
これは、単に「放送」の世界にこだわらず、より幅広いアイデアを出してもらうた
めに出す課題。こちらも初回だけは二つ出します。やはり締め切りは12日です。
 ●面白いオモチャのアイデアを出してほしい。
私が考えたのは赤ちゃんが使える携帯電話型トランシーバーのおもちゃです。
赤ちゃんが大人の真似をして携帯をいじるということがよくあります。
で、片っ端から電話を掛けてしまうという事態が引き起こされます。
しかし、電源を切った携帯を渡してもスイッチを入れてしまうし、解約した携帯を渡しても声が聞こえないので赤ちゃんとはいえすぐ偽物と分かるようです。
ということで、トランシーバーのように話ができる携帯電話型おもちゃがあるといいと思います。

で返ってきたきたメールはこれだけ。
お返しメール1
「はやりもの」「アニメ」「おもちゃ」「パズル」

 最初であまり高いレベルを求めるのは酷かもしれませんが、一回目の企画に関しては、まだまだ思いつきをそのまま書いている感が強いですね。
 たとえば「はやりもの」にしても、こちらとしては、できればテレビのニュースショーで「今年の流行を追う」といった特集コーナーになるくらいの企画
がでれば、と考えていました。やはりそのためには、ある程度の社会分析があり、その流行の予兆を感じさせる具体例があればよかったのですが。
 とりあえず、まず、放送作家を目指すとしたら、出す企画の中にテーマ、企画意図と、どんな層をターゲットにするのかを必ず頭に入れつつ書いていきましょう。