放送作家ネット講座4

放送作家ネット養成講座

告知メール・第4回(07.4.27)

○4月26日作家セミナーの授業内容
講師・比留間晃則さん(「エンタの神様」スタッフ)


すぐに、企画書の批評に入った比留間さん。課題である「若手お笑いタレントを使った企画」のみんなの企画書を講評しはじめた比留間さん。
その中で、特に気づいたポイントがいくつかあったという。
 ●視聴者の目線に立ってないものが多い。・・・・テレビはたとえ視聴率1%でも何百万人もの人たちが見ている。自分たちの一人よがりにならず、見ている人が共感できるものでなくてはいけない。
●もっと、イメージングをしっかりして書いてほしい。・・・発想だけをただ羅列するのではなく、実際にどんな画面が作れるのか、誰がメインになって回してどんな展開ができるのかを考えるべき。
●今、ハヤっているモノを前提としながら考えていかなくてはいけない。キャスティングでも、まったくの「過去の人」を、ただ自分が好きだからだけで企画に入れても、説得力がない。
 ●どういう人をターゲットに、何を面白がるかがはっきりしていないといけない。そうでないものが多い。
 ●「何でもあり」の設定は、何もないのと一緒。放送作家なら、ちゃんと、自分なりの設定を演者に与えてあげないといけない。
 そういう意味で、今回、作家セミナーの受講生の書いてきた企画で、十分に要件を満たしているものはほとんどなかったようだった。

以上がセミナーの内容です。

○講師の課題
5月10日分(放送作家セミナー6期出身生・大悟法弘一さん)
現在、彼が構成で加わっている「明石家さんちゃんねる」(TBS 水曜午後9時)の中の「本当にあった勘違い」コーナーのネタを、番組HPに出ている募集要項にそって書いてくる。

※あんまり面白いのが思いつかなかったので(略)


○山中課題
お笑いニート芸人たちを使って、番組でも、ライブでも、本でも、何でも面白くなりそうな企画を考える。(ニート芸人については山中企画HP参照のこと)


テレビではなすびの懸賞生活ではありませんが、拾ったものをネットオークションで売るだけで生活するという企画はどうでしょうか。
ニート芸人対派遣社員の対談本やニート対派遣対決企画も盛り上がる気がします。
それから、ニートががんばってどれだけ1ヶ月稼げるか?という企画はどうでしょうか。高給だといわれているアルバイトに挑戦するニート芸人が1ヶ月にどのくらいのお金を稼げるか当てるクイズ番組とか。
あの薬の実験に協力するバイトも本当に高いのだろうか風船を見るだけの
バイトがあるとかいろいろ薀蓄も入れられるのがいいと思います。

ニート」企画なのですが、なぜか、こうしたチャレンジものと、ニートによる人生相談ものが全体の半分を占めていました。すでに何人かが似たことを考えている時点で、この企画は苦しい。