篤姫

篤姫面白かった。
歴史を描いていないところがいい。
歴史の流れはナレーションですべて済ませる。
その代わり篤姫が大物に気に入られるという話。
サラリーマン金太郎が次々に大物を味方につけるのと同じような。
女性版サラリーマン漫画みたいだ。
余貴美子堺雅人の演技が面白くてしかたがない。
余貴美子はいつも仮面をかぶって顔を隠しているという設定。
境雅人はバカ殿という設定。
どちらも現代ではありえないキャラクターである。
そういうキャラクターを描いてこそ歴史物をやる価値があるのだと思う。
歴史物であるなら、変な人も昔はいたんだなあですむから、
リアリティが追求されない。
アニメだと変なキャラクターでも許されるのと同じことだ。
篤姫を主人公にしたからには別に幕末の歴史的動乱などはさらっと描いてくれればいいや。
そんな大河があっても別にいいだろう。

今日は図書館に行った。
なんだか異常に混んでいて、駐車場が満車になるくらいだったのだけど、
これっていうのは不景気のせいだと思っていいのだろうか。