読書メーター

最近読書メーターというサイトにちょっとはまっている。
本の題名を打ち込むとページ数と冊数が表示され、
棒グラフで表される。
小学校のときに休み時間にランニングをして棒グラフにしたことを思い出す。
読書マラソンですな。
こうやって打ち込んでみると意外と本を読んでいることが分かった。
休みの日にまとめて読んでいるので、気負わなくても2日で1冊ペース
くらい、いっていた。

ところで、最近読んだ本(ナポレオン・ヒルの巨富を築く13の条件)に若いうちはどのようにして性欲を活用すべきかを考えるべきだと書いてあった。
えらい人はみんな性欲が強く、その性欲をうまく活用した人だという。
かといって性欲が強いからといってえらくなるとは限らない。
成功した人はだいたい40・50で成功している。
その歳になって性欲の使い方が分かってくるからだとのこと。
なるほどなと思った。

この巨富を築く13の条件を読んで影響されて、角川書店を大いにもり立て、メディア界の風雲児と呼ばれたのが角川春樹氏だ。
この人は偉い。
この人の「わが闘争」という本は経営本としてもオカルト本としても青春小説としても読める面白い本だ。
「巨富を築く13の条件」を読んでから角川春樹の自伝「わが闘争」を読むと通じているものは同じであるので、より深く読むことができる。
そうやって読書というのは段々に広がっていく。
とはいえ、太宰治から坂口安吾へとかそういう純文学での友達同士の小説を読む楽しみみたいなものを忘れてしまった。
筒井康隆とか小松左京とか星新一とかのお友達同士の小説を読んでいるときも楽しかったな。
本を読むこととか映画を観ることというのはそういう影響関係を知っていって
どんどん面白くなるところがあるのではないだろうか。