定額給付金

定額給付金ですが、私はいい案だと思います。
というのも今日、いろんな人に定額給付金について聞いてみたところ、みんな知っていた
からです。
お金もらったら何をするとかみんな答えることができました。
まあ、何にもできないという答えが多かったですが、他にもマンガを買うとかそういう答えが
得られました。
私もあぶく銭ですので、酒に全部使うつもりですし。
話題にできるというのがいいのではないでしょうか。
マスコミの影響力というのは今は大きいです。
例えば、犯罪というのも実は減っているのにも関わらず、マスコミ報道が増えているために
凶悪化し増加しているのように見えるわけです。
実は日本が一番よかったと言われている三丁目の夕日の時代が一番犯罪が多かったというのですから、笑えない話です。
というようにマスコミの情報は皮膚感覚よりも私たちに動かしているのです。
不況というのも実感するよりもマスコミで繰り返し伝えられたために脳みそにたたき込まれてしまったというのもあると思います。
ということで、マスコミは定額給付金を報道し私たちがそれを酒の肴にすることで、なんとなく
豊かな気持ちになって、あれに使おう、これに使おうと考える。
これだけでも経済効果があるのではないでしょうか。
冷静に考えれば、自分の金が返ってきているだけですが、経済というのはそんなものではなくて、私たちの感情でなりたっています。
金を払ってそれが返ってくるだけで豊かな気持ちになるのも人間というのもであります。
漫然と貯めていた金が1万2千円あれにつかおうこれにつかおうと使うという方向に頭がいくというだけでも大進歩であります。
そのお金が回り回って経済というのは成り立っているのです。
ところで、公明党が前に老人と子供にばらまいた奴と何が違うのという意見もでるかもしれませんが、全然違います。老人と子供はメディアを持っていない。
老人も子供もメディアに携わる人達からは離れた存在です。
テレビ局も新聞記者も20代から60代の人が中心ですので、老人と子供がもらったとしても
他人事なわけです。
それに老人と子供もネットなどに触れないですから、ネットを通じて金をもらったということが、リアルに伝わることもなかったですね。
そこが公明党の政策がダメだった理由です。
今回も子供と老人に多く払おうという案があるのですか?
それはやめたほうがいいですね。
不公平感があって、醒めてしまいます。
それだったら、少なくてもいいから、全員同じ額にするべきです。
お金をもらったということが、メディアを通じて伝わることによって、何倍もの実感が
あります。
あいつこいつももらったとなると何倍ももらったという実感があるわけです。
そういう集団ヒステリー的な増幅効果がメディアにはある。
だから、いくら税金を投入したということとは関係ない経済効果が生まれると思います。
とはいえ、マスコミがネガティブキャンペーンを張ったら経済は上向かないと思います。
とりあえず、お祭り騒ぎにして、その後経済が上向かなかったら叩けばいいのではないでしょうか。そうしなければ、本当に無駄金になってしまうと思います。