上岡龍太郎はカムバックしなくてよい

http://hideyuki-kawabe.com/think/kamiokaryutaro
またゾロでてきた。
上岡龍太郎待望論。

前に書いたやつをコピペしときます。



なんだか上岡龍太郎の動画が絶賛されていて、今上岡がテレビに必要だみたいなことになっているわけです。
でも必要ですか?

上岡龍太郎は引退する前に関東でレギュラーを持っていたもののことごとく切られました。

別にオカルト批判をしたから切られたわけではなく、
単に関東の人間に飽きられ嫌われていたからです。
単に番組の低視聴率のためです。
上岡はよく調べもしないで薀蓄を語りますが、ことごとく間違っていました。本当に事実誤認が多かったです。

たけしもある番組で「上岡さんの話って聞いているときはそうなんだと思うんだけど、家に帰って調べてみると全然ちがうんだよね」と言ってました。
ネット時代の今ならもっとツッコミが入ったでしょう。
上岡はネット時代に生きられないタレントだと思います。

知識がないなら、ちゃんとした見識があるかというとそういうわけでもなく、
オカルト批判以外に思想のようなものは何一つありませんでした。
上岡に笑わせてもらったことは一度もないし、私は似非インテリの代表のような人だと思っていました。
なぜか関西はこういう似非インテリ的な発言を許容する風土があるみたいですね。
紳助の論にもなっていないようななんとか論も喜んで聞いていますよね。
でも関東の人間にとっては片腹痛いんですよ。
今上岡が必要なのではなくて、オカルト批判する番組を作ろうというテレビ局の姿勢が必要なのでしょう。

オカルト批判するなら上岡でなくとも松尾貴史とかのウンチク芸人でもいいわけですし。
そういう番組を作れないテレビ局に問題があるのです。
オカルト番組はオカルト番組で作ればいいし、その一方でオカルト批判番組を作れる。
柔軟な姿勢がテレビ局にあればいいだけではないでしょうか。

個人的にはスピリチュアルとかオカルトに関しては半信半疑というところで、あってもおかしくない世界だとは思いますが、オウム事件のときにあれだけオカルト批判をしておいて、今度は全面的に肯定するテレビはおかしいと思います。

とにかく視聴者に材料を与えてくれればいいと思います。
その上で視聴者がそれを信じるか信じないか決めればいいだけでしょう。